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ローズ3番について [アキクサインコ]

前記事のオスです。
1584オス.jpg

孵化日が1日しか違わないのに上2羽と生育差があり、
上2羽が巣立った翌日のこと。
つまり巣箱には3番1羽だけで、
飼い主は給餌されているのを確認していたのですが、
1羽が相当いやだったのか、
まだ充分に飛べないのですが巣立ちました。

上2羽は止まり木にも止まれますが、
3番は床にいました。

アキクサインコはこういう状況でも
ヒナ殺しとか、きょうだい喧嘩せず、
平和に進みます。
先に巣立った子が巣箱内の弟妹に、
親と一緒に給餌したりもします。

さて上2羽と両親は好きに飛んだり
エサ喰ったり自動給水を覚えたりしますが、
3番はまだ止まり木に止まれないので
それを眺めていました。
給餌は巣箱内と違って、
喰いだめしてそのうがぼよんぼよんにならず、
最低限に切り替わったようでした。

両親は強化エサで入れてあるエッグフードにがっついて、
それを観察していたのか3番オスは、
エッグフードの容器にすっぽり入って寝てました。w
つい数日前まで真っ暗な巣箱内で
3羽でかたまって寝ていたので、
いきなり床面で寝るのはいやだったのでしょう。

そして朝、3番オスのそのうには
最低限のエサが入っており、
両親か上2羽の誰かにせがんで、
給餌してもらったと思われます。

巣立ち直後のヒナは両親や兄姉の行動で学習するので、
3番オスもこのままなら一両日中には自立するでしょう。

このタイミングでアキクサインコをお買い求めの
お客様がいらして、
3番子ならあと数日挿し餌も受け付けること、
そうすれば人馴れすることをご説明し、
ご売約となりました。

今のところ1羽飼いとのことでしたが、
3番子はオスなのでspルビノーとなるので、
将来ペア組みする際は、
ルビノーのメスと組めば理想的ということも
ご説明しました。

そのような遺伝子構成のオスは
ブリードにあたり重要なので、
一般にはまず出ません。

当方で扱っているインコのうちアキクサインコは
最も静かで、上述の一連の行動も、
鳴くでなく騒ぐでなく、
淡々と進んでいます。

3番オスは当方の飼育環境にとらわれることなく、
新しい飼い主様の環境下で
生活することを覚えていくことでしょう。
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